全部再資源化

リサイクルを考える

全部再資源化とは?

「全部再資源化」とは、使用済自動車を処理する際に埋め立てるゴミを出さない環境に優しい処理方法です。

全部再資源化の規格は大変厳しく、適合するためには銅分が0.3%以下になるようにモーターやハーネス(銅線)を徹底的に一生懸命取り除かなければなりません。理由は、自動車ガラに含まれる銅分が鉄の品質を落としてしまうからです。

久保田オートパーツでは再利用できるパーツを取り外したあとで、手作業と重機を使って銅分を取り除いています。銅を取り除いたあとの自動車ガラは、四角くプレスして製鉄所にいきます。製鉄所の電気炉内に鉄スクラップと一緒に投入され、鉄として溶かされるのですが、そのときに車内のプラスチック、布類は燃えて、鉄を溶かす時の燃料として役に立っています。これが全部再資源化と言われる所以です。

最近では、プラスチックは燃料としての利用以外に、車の部品やいろいろなプラスチック製品に生まれ変わるための原料として再利用する為のリサイクルにも取り組みはじめました。室内で使用されているプラスチック、バンパー等のプラスチックを取り外して異物を取り除き、破砕してプラスチックの製造メーカーに引渡しています。

久保田オートパーツで買い取りさせていただいた皆様の愛車は、自動車中古部品をとしてリユースされたり、資源としてリサイクルさせて頂いております。

全部再資源化のイメージ

図:全部再資源化の流れ

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